1954-03-25 第19回国会 参議院 外務委員会 第11号
それから次に今朝ほどの憲法学者のかたがどういうことをおつしやつたか、これは私は存じませんが、只今伺つた私の印象が或いは間違いているかも知れマせんが、只今伺つたお話の印象によると、この協定によつて日本が軍隊を創設する義務を負つたように考える、そうしてその軍隊を創設することは即ち再軍備であるから日本国憲法第九条の二項に反するのだ、こういうような御議論かと思われるのであります。
それから次に今朝ほどの憲法学者のかたがどういうことをおつしやつたか、これは私は存じませんが、只今伺つた私の印象が或いは間違いているかも知れマせんが、只今伺つたお話の印象によると、この協定によつて日本が軍隊を創設する義務を負つたように考える、そうしてその軍隊を創設することは即ち再軍備であるから日本国憲法第九条の二項に反するのだ、こういうような御議論かと思われるのであります。
しかしただいまあなたから伺つたお話によつて判断しますと、これは日本国民として耐え得られぬことですから、お説の通りです。ですからそれだまが飛び出すような鉄砲を撃つことはよしてもらいたいと思います。これは十分向うと話合いまして、もしそれだけのことがあれば、届いてもかまわない所に撃つてもらう。それでなければ撃つてはもらわぬことにする。
これは結核予防会の隈部所長がアメリカから帰つて来られて、じかに伺つたお話でありますが、そういう点からいたしますと、金をかけなければ結核がなかなか治らないものである。アメリカの金の力を以てしても、アメリカの黒人街の公衆衞生状態と言いますか、文化状態というものは、まだまだ日本以上には引上つていないという事実を物語つておるのじやないかと思います。
この間政府委員、それから農林大臣もおられたと思うのですが、そのとき伺つたお話によるとまだ赤字は幾らになるのか見込みが立たないのだ。そこで仕方がなく、今の食糧証券の現在高、薪炭証券の現在高をそのまま繰入れて貰うような計数を使つた。こういうふうにあなたの提案理由の説明と政府委員から聞いてところと丸つつきり違つておるのです。そこのところはどういうのですか。
明治という名前は、我々明治時代に生れた者はとにかくですけれども、やはり五月にはメーデーが多分取上げられるでしようから、こちらを憲法記念日とする、今まで伺つたお話では餘り古いものにあこがれまして、新しい未來の建設に對する情熱が少な過ぎると思うのです。